傍から見ただけでは分からない

見た目だけで女性の勝ち負けを判断するのはそう簡単な事ではなく、ナンセンスと言えるでしょう。一般的には、専業主婦で2人から3人の子どもがいて、その子ども達はいくつかの習い事に通っており、自分も自己アイデンティティのためだけにちょっとした在宅の仕事を行っているなどと言う背景が、はたから見れば最強の勝ち組に見えるかもしれません。ですが、その人が本当に幸せかどうかは、本人にしか分からないと言えるでしょう。もしかすると夫はモラハラかもしれませんし、姑との間がうまくいっていないかもしれません。

逆に年中生活のために子どもを保育園に預け、仕事のために走り回っていて、着ているものも垢抜けない、一見して負け組に見える要素のある女性が案外生き生きとしている事も多く見られます。ケーキ1つとっても、勝ち組のように見える家庭では食べ飽きている店のケーキが、負け組のように見える家庭では子どもの誕生日だからこそ奮発して買ってきた、と言う事情があるかもしれません。

この場合、幸せを感じているのはどちらでしょうか。人生は勝ち負けでジャッジできるほど簡単なものではありません。うわべだけを見て勝った負けたを語るのは、少し底が浅く感じられる事もあるかもしれません。

どうしても勝ち負けを決めなければならないとしたら、それは人生が終わる時です。「波乱万丈な人生だった。嫌な事もたくさんあったし、お金持ちにはなれなかったけど家族仲良く暮らせて、良い人生だった」と自分が満足できるのであれば、それこそが人生の勝ち組だと言う事なのではないでしょうか。